日本生まれのインジケーターである一目均衡表は、為替の均衡状態をとらえるものです。
一目均衡表は、
● 基準線
● 転換線
● 遅行線
●雲
という4つの指標から成り立っています。
①基準線・・・過去26日間の最高値と最安値の平均値をとったもの
②転換線・・・過去9日間の最高値と最安値の平均値をとったもの
③遅行線・・・現在のチャートを26日分過去にスライドさせたもの
④ 雲 ・・・先行スパン1と先行スパン2に囲まれた面積
※先行スパン1は基準線と転換線の中間線を26日先にとったものであり、先行スパン2 は、52日間の最高値と最安値の平均値を26日先にとったもの。
一目均衡表における上昇サインの代表的なものには以下のようなものがあります。
● ローソク足が雲の下から上に突き抜ける
● 転換線が基準線の下から上に突き抜ける
● 遅行線がローソク足の下から上に突き抜ける
チャートが上記3つをすべて満たしていれば、絶好の買いのチャンスであるといえます。ま た、上記の逆の動きが下降のサインとなっていることも覚えておきましょう。